北陸新幹線開通まであと10日
北陸新幹線の開通まで、あと10日となりました。
2月7日、8日には試乗会が行われましたが、新型車両なので試乗した方々にも好評だったようです。
先日、TVで車内の紹介をしていましたが、和風モダンな色使いという印象を受けました。
しかし、普通車とグリーン車はその色使いがかなり異なります。
普通車の色使いは、シートが濃いグレーとライトグレーに背もたれの中程から上はライトグレーと赤の格子柄のような模様で、ヘッドレストにかかっている布は、ベージュというより薄い金色っぽい色、床はグレーがかった薄い赤系、窓側の壁は白で、荷物を置く棚は金色です。
グリーン車の場合、床とシートはネイビー基調となっており、壁の部分はオフホワイトですが、シートのヘッドレストにかかっている布の部分とアームレスト、窓枠、荷物棚などに金色があしらわれています。普通車の場合もそうですが、公共交通機関の内装ではあまり見かけない金色を使ったのは、金沢の伝統工芸品である金箔をイメージしたのではないかと思わせます。
普通車と比べるグリーン車の方が金色を使った部分が多いのですが、映像や写真で見る限り、決して派手ではなく、意外と落ち着いた感じです。考えてみれば、ネイビーに金色という取り合わせは、意外と一般的かもしれません。たとえばネイビーブレザーに金ボタンとエンブレムといった感じで。
それから、北陸新幹線にも「新幹線のファーストクラス」と言われるグランクラスが設けられています。
グランクラスは、長野・金沢方向に向かって先頭の12号車(東京方向では最終車両)に割り当てられていますが、この車両は普通車だと50席並べられるスペースを18席(+準備室)で使うという贅沢さです。
しかも軽食付きで飲み物はアルコール含めて10種類が飲み放題。その分、料金は普通車利用時の2倍弱と高いですし、乗車時間を考えるとちょっと贅沢すぎるかな?とも思いますが、飛行機のビジネスクラスのようなシートとサービスのことを思うと、いつかは乗ってみたいですね。